離婚と借金地獄の日記

結婚生活11年目の離婚と、その後の借金生活を綴った男の物語

出産と平穏の訪れ

2019.02.19

 

長男が産まれた。あの日のことは今でも鮮明に覚えている。

仕事中に嫁から『産まれそう!』と連絡あり、片道50kmをビデオカメラ回しながらニヤニヤ実況しながら向かった。

 

破水からわずか4時間の早産だった。

 

初めての我が子との対面で涙が止まらず、『絶対に幸せにする!』と誓った。

嫁と子供が自宅に戻るまでの1ヶ月間、2日置きに仕事終わって50kmの道を往復して会いに行った。

 

自宅に戻って来てからは仕事以外の時間を子供と過ごした。

仕事の昼休憩でも家に帰るほど子供を溺愛した。昼に帰宅すると嫁は寝ていることが多かった。夜泣きもするし、疲れが溜まっていたんだろう。その事に関して、特に何も思わなかった。

 

仕事が終わると、即帰宅し、俺が洗濯物、夕食を作っていた。それも苦じゃなかった。

 

ただ…

 

毎週末、嫁の母が泊まりに来る事だけは苦痛だった。

初孫で嬉しいだろうし、会いたい気持ちは分かる。だが義母は来ると必ず俺への文句。『家事をしろ。娘を楽させろ。給料少ないんだからバイトしろ

 

 

本当に苦痛だった。

 

なんで、こんなに言われなきゃいけないんだと…嫁も義母に乗っかって同じことを言う始末。

 

流石に温厚な俺もイライラが積もり始めた…。

 

そして事件は起きた。。。

 

 

続く。