2008.6
23歳の誕生日、彼女の妊娠が分かった。この時は素直に喜んだ。喜びで涙止まらなかった。
すぐに両家に報告し、あれよあれよと結婚の準備が始まった。
この頃には彼女のヒステリックは見られず、ツワリでキツそうにしてる彼女の為に家事全般をしたり、食べたいものが出た瞬間に買いに行き、彼女のために頑張った。
頑張ったというか、あの当時は、それが当たり前だった。
2008.7.22
僕たちは彼女の誕生日に入籍した。
まだ買ってなかった結婚指輪を買いに行った僕ら。
この時!
違和感を感じた…
彼女の口から
『私はコレにするから、アンタはコレね』
彼女の選んだ指輪は有名ブランド品。僕のは1万の指輪。
結婚指輪だし、揃えよう?と提案するも
『別に一緒じゃなくていいでしょ。あんた仕事柄つけないんだから、あるだけでいいやん』
結局、指輪は彼女の言う通りにすることになった。。。
この時にちゃんと俺は揃えようと意見を言わなかったのが始まりだったのかもしれない
続く。。。